こんにちは、乙リーマンです!今日は、私たちの生活に欠かせない化石燃料がいつ枯渇するのかについてお話しします。化石燃料は有限の資源であり、使い続けるといずれはなくなってしまいます。
石油は、現代社会の主要なエネルギー源であり、ガソリンやディーゼル燃料として使用されています。現在の採掘量と新しい油田の発見速度を考慮すると、石油はあと約50年から60年で枯渇すると予測されています。しかし、新しい採掘技術の開発や、未開発の油田の発見によって、この予測は変動する可能性があります。
石炭は発電に多く使われており、世界中で広く採掘されています。石炭の埋蔵量は他の化石燃料に比べて多く、現在の消費ペースを維持した場合、約100年から150年は持つとされています。しかし、環境問題への対応や再生可能エネルギーの普及が進むと、消費量が減る可能性があります。
天然ガスは、クリーンな燃料として広く利用されています。現在の消費ペースでは、天然ガスは約60年から70年で枯渇すると予測されています。ただし、シェールガスの開発など、新しい技術が進展することで、供給量は増える可能性があります。
石油の起源である5億年前といえば、地質年代でいうところの古生代のカンブリア紀にあたります。この時代は、生命が爆発的に多様化した「カンブリア爆発」が起きた時期として知られています。当時の気候は、現在よりもかなり温暖な気候でした。地球全体の平均気温は現在よりも10~15℃高かったと推測されています。具体的な気温としては、平均気温が約25℃から30℃に達していたと考えられています。これは、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の濃度が非常に高かったことが一因とされています。
カンブリア紀の大気中の二酸化炭素濃度は、現在の20倍以上も高かったとされています。この高いCO2濃度が、地球を温暖な状態に保つ要因となっていました。CO2の多さは、火山活動の活発化や生物の呼吸活動によるもので、植物が陸上に進出していないため、現在のように大量のCO2を吸収する仕組みがなかったのです。
乙リーマンはこのカンブリア紀の状態まで気温およびCO2濃度が上がったら化石燃料は枯渇すると考えています。現在は、地上に植物や生命体が多数存在するので、同じ環境ではありませんが、CO2の排出による温暖化が過去への回帰を促しているのではないでしょうか。
信じるか信じないかはあなた次第です。
今日も一日、乙かれさまでした。