こんにちは、乙リーマンです。
今回は過去に起きた為替の動きについてみていきたいと思います。
現在は30年ぶりの円安とか言われていますが、過去にも円安局面がありました。
この時期、1ドルあたら160円ぐらいの円安でした。
ただ、この時期は1985年に行われた「プラザ合意」のひそひそ話で急激に円高へ誘導した結果、ドル安が進みすぎて、どの反動としてバブル崩壊期にかけて円安が進んだと言われています。
バブル崩壊後は円高が進む傾向があり、1990年以降は再び円高へ向かっています。
アメリカのリーマン・ブラザーズの経営破綻に代表される金融危機を示しますが、この出来事で円高が進み3年後には1ドルあたり70円台まで円高が進みました。
アメリカでの金融危機が起こると相対的にアメリカ以外の通貨が上がることを意味しているのでしょうか。
安倍晋三首相が就任して実施された経済政策で、インフレ目標を達成するため紙幣の無制限発行や金融緩和政策を行い、円安に向かった政策になった。
ここで恩恵を受けた企業は外国への輸出を主としている企業である。
日本の機関産業である自動車はこの期間で大きな利益を生んだと考えられる。
コロナウィルスの拡大によって世界的な経済の停滞が発生しました。これにより、安全資産としてのドルを求める動きが発生して、一時的に円高ドル安に向かいました。
その後、各国の経済政策により少しずつ円安ドル高へ向かうという現象が発生しました。
現在は1ドルあたり155円まで円安が進行しています。
為替の動きは米国株式投資にも大きく影響するので、注視する必要があります。
今資産が増えているのは円安の影響だと理解していないと、来年には減っているかもしれません。
今日も一日、乙かれさまでした。