新NISAについてまとめてみた

2024年1月1日からはじまる新NISAについて書いておきます

  • 総額1800万円までの非課税投資(恒久)が可能
  • 積立投資枠(投資信託、インデックスファンド等)と成長投資枠(個別株等)を併用可能
  • 積立投資は年間120万円、成長投資は年間240万円が年間上限
  • ただし、成長投資は最大1200万円が上限
  • 現行NISA保有株のロールオーバーはできない(新NISA枠に移行できない)
  • 成長投資枠は売却すると翌年の上限が復活する
  • 現行NISA口座があれば、新NISAの手続きは不要

総額1800万円までの非課税投資

新NISAは、総額1800万円まで非課税投資が可能であるが、年間の投資上限は360万円(積立投資120万円、成長投資240万円)であるため、上限いっぱい投資するためには5年間マックスで投資する必要があります。

また成長投資のみでは1200万円が上限となるため、5年間240万円を成長投資することで上限に達しますが、残りの600万円分は積立投資にしか使えないことになります。

つまり、成長投資をたくさんしたい人でも、積立投資と併用しないと上限いっぱいの非課税投資をができないので積立投資も併用するほうが税制上はお得になります。

逆に積立投資をたくさんしたい人は、上限1800万円をすべて積立投資にすることができます。年間120万円を15年間上限いっぱい投資することで積立投資のみで1800万円の非課税投資が可能です。

ロールオーバーについて

現行NISAの縛りである5年間の非課税枠に対して、次の年の非課税枠がある場合に適用できる仕組みで、現行NISAで2018年に投資した分は2022年で非課税期間が終わるが、2023年度の非課税投資枠を使えばさらに5年の非課税投資が可能です。

新NISAについては、ロールオーバーが認められていないので、現行NISAで保有している株式等は非課税期間内で売却して新NISAで再購入をするか、期間が終わって非課税口座ではなく特定口座で課税対象として保有し続けるかを考えなくてはいけません。

これについては、現在の株価等にも影響するため、一概にどのやり方がお得か示すことはできませんが、制度が変わるタイミングで新しい投資方針を立ててみてもいいかもしれません。

今日も一日、乙かれさまでした

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